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サイオステクノロジー、 デジタル地図情報世界最大手HERE Technologiesと協業開始

位置情報インテリジェンスを活用したデジタルトランスフォーメーション推進をサポート

2020年12月18日サイオステクノロジーテクノロジー

 サイオス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東京証券取引所 第二部:3744、以下、サイオス)の事業会社である、サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)とデジタル地図情報世界最大手のHERE Technologies(本社:オランダ・アムステルダム、CEO:Edzard Overbeek、以下、HERE)は、日本国内におけるモビリティサービス*1支援ソリューションの強化に向けパートナーシップ契約を締結しました。本契約により、サイオステクノロジーはHEREの製品群を使用したサービスの開発支援、自社環境に適した形にカスタマイズしたインテグレーションサービスの提供を開始します。

【HERE Technologiesの概要】
 HEREは、地図情報や関連する位置情報、運送最適化などの機能を提供する世界最大手企業です。近年の自動車をはじめとするシェアリングサービスや5Gの普及、ESG*2やデジタルトランスフォーメーションの重要性の高まりに伴う人流・物流、マーケティング、小売等の効率化および最適化のニーズの増加とともにHEREが提供するサービスのニーズも急増しています。HEREは飛躍的なサービス拡充を図ることで、近年は単なる地図情報の提供にとどまらずお客様のニーズに合わせ複数の機能を組み合わせた高度なサービスを提供しており、デジタル地図情報の提供から位置情報プラットフォーム*3のプロバイダーとして一層の成長を続けています。

【協業の背景】
 携帯で地図のアプリケーションを開いたとき、単なる位置情報だけではなく近隣の飲食店情報や道路の混雑状況、公共交通機関の時刻表などさまざまな情報を得ることができます。このような位置情報に複数の情報を組み合わせた自律的なエコシステム*4を形成するためには、多数のシステム、コンテンツ、データ(以下、アプリケーション)を有機的に連携させる基盤の開発と運用が必須となります。しかしながら、自社内でエコシステムの構築を完結させることは困難です。また、昨今は社内のアプリケーションを単につなげるだけではなく、外部のパートナーに開放することで全ての参加者が相互利益を得る関係となるような利活用が求められています。
 サイオステクノロジーは、APIマネジメント*5等のAPI基盤ソフトウェア*6の提供や基盤技術に関するコンサルティングサービスを2017年から展開しています。今後、サイオステクノロジーが知見と技術力を生かした一気通貫のサポートを提供することで、お客様はHERE製品群の容易かつ円滑な導入が可能になります。

 HERE Japan 株式会社 代表取締役社長 高橋明宏は以下のように述べています。
「これまで以上に、あらゆる産業や市場において位置情報のデータや技術の利用が進んでいます。真にオープンな環境とグローバルな位置情報プラットフォームの推進を国内で図るために、サイオステクノロジーとのパートナーシップは当社にとって大きな励みとなります。現在当社は、新しいお客様やパートナーとともに日本市場における位置情報インテリジェンスを展開し、サプライチェーンの可視化の向上、物流や重要なミドルマイルとラストマイルの配送サービスをはじめとした位置情報のチカラによるさまざまな課題の解決に取り組んでいます」

 サイオステクノロジー株式会社 上席執行役員 黒坂肇は以下のように述べています。
「位置情報データを活用してデジタルトランスフォーメーションを実現していくお客様に対し、HERE Technologiesとのパートナーシップを通じて、より付加価値の高いソリューションを提供してまいります。APIエコシステムデザイン支援サービスは、これまで多数のシステム、コンテンツ、データを有機的に『つなぐ』ことに重点を置いていましたが、次のステージとして、今後は『解析・可視化する』『利活用する』『収益化する』ソリューション群を強化し、お客様のデジタルトランスフォーメーション推進を支援します」

*1 モビリティサービス
自動車を移動・輸送の用途に利用するサービスの手段と位置付け、このサービスを円滑に提供するための一連のサービスのこと。

*2 ESG
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもの。今日、企業の長期的な成長のためには、ESGが示す3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきている。

*3 位置情報プラットフォーム
位置情報データの基盤。位置情報データを活用することで、人や物の動きの可視化が可能となる。

*4 エコシステム
各製品からのデータ出力と入力により、全体のITシステムとして連携させることを言う。

*5 APIマネジメント
API(Application Programming Interface)とは、アプリケーションやソフトウェアとプログラムをつなぐ機能を言い、複数のAPIを使って社内外のシステム間連携を行う際、セキュリティ、認証認可、流量制限、利用分析等を同時に管理することをAPIマネジメントと言う。

*6 API基盤ソフトウェア
APIとして外部公開するために必要な機能を提供するソフトウェア。

■HERE Technologiesについて
 位置情報データおよび位置情報技術のプラットフォームを提供するHEREは、位置情報の力で、人、ビジネス、都市の推進に取り組んでいます。HEREのオープン・プラットフォームを通じて、都市のインフラ運営から企業の資産最適化、さらにはドライバーが安全に目的地に到着することまで、お客様により良い成果をご提供いたします。
詳細情報は、https://www.here.com および https://360.here.com をご覧ください。

■サイオスについて
 サイオスは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア、AI、クラウド、金融技術に卓越した強みを有するテクノロジー企業群を子会社に持つ東証二部上場の持株会社です。「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をグループミッションに、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に貢献してまいります。
詳細情報は、https://www.sios.com をご覧ください。

■サイオステクノロジーについて
 サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

■お客様のお問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
プロフェッショナルサービス サービスライン  担当:二瓶、藤嶋
TEL:03-6401-5190  Email:api-info@sios.com

HERE Japan 株式会社
ストラテジックアライアンス&パートナー  担当:品川
Email:daiei.shinagawa@here.com

■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120  Email:mktg@sios.com

株式会社井之上パブリックリレーションズ
サイオスグループ担当:大浦、妹尾、横田
TEL:03-5269-2301  Email:sios@inoue-pr.com

※現在テレワーク勤務中につきお電話に出られない場合がございます。メールでお問い合わせいただけますと幸いです。