サイオス、SAP社のERP向けHAクラスターソフトウェア 「SIOS Protection Suite Linux v9 EE」を販売開始
急速に進む基幹システムのクラウド移行の高可用性に対応
2017年3月 7日サイオステクノロジーテクノロジー
サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証二部:3744、以下、サイオス)は、SAP社のERP製品に特化したHAクラスターソフトウェア「SIOS Protection Suite Linux v9 EE」(以下、SPS-EE)を本日、3月7日に販売開始します。SPS-EEは、急速に進展する「SAP製品のクラウド移行」を支える重要な要素である「高可用性」を提供します。
今、企業のITにおけるERP等の基幹システムにおいて、クラウドへの移行が急速に進んでいます。基幹システムは従来、安定性とセキュリティの面からオンプレミス環境が必須とされていました。しかし近年、クラウドが持つコスト競争力、柔軟性や敏捷性、国際化対応も即時に可能というメリットに加えて、クラウドの信頼性を向上させる仕組みが確立されてきたことで、基幹システムにおいても、クラウドへの移行が可能となってまいりました。
このような中、基幹システムのクラウド移行で課題の一つとなってきたのは、オンプレミス環境と同等以上の可用性の確保でした。多くのクラウドサービスは、システム障害やOSの異常終了時に自動的にリカバリーを行う機能を有していますが、基幹系システムをはじめとするクラウド上のアプリケーションソフトウェアに必要なレベルの可用性としては十分ではありませんでした。
今回サイオスが販売を開始するSPS-EEは、アプリケーションやミドルウエアを含めたトータルなシステムに対する監視と、障害時の素早い自動復旧をオンプレミス環境と同等レベルで可能とする、上記の課題を解決するための製品です。
SPS-EEは、Linux OS上でSAP社のERPを構成する「NetWeaver」や、インメモリーデータベース「HANA」をHAクラスター化するための各種コンポーネントを備えたパッケージ製品です。クラウド上でSAP製品を使用する際にSPS-EEを利用することにより、システム管理者は直感的で分かり易いGUI上での操作を通して、短期間にビジネスプラットフォームに要求される高い可用性を確保することができるようになります。
SPS-EEの価格は、1ライセンス170万円からとなります。*1
*1 1サーバーインスタンスに1ライセンスが必要。サーバー当たりのCPU数の制限無し。
クラスターを構成するには最低2ライセンスが必要です。
■サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、Fintech(金融技術)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。
これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
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