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サイオス、パートナー4社と共に 「Higher Availability Solutionsコンソーシアム」を始動

「PostgreSQL」と「LifeKeeper」で最高レベルの可用性環境を目指す

2016年11月21日サイオステクノロジーテクノロジー

 サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証二部:3744、以下、サイオス)は、SRA OSS, Inc.日本支社、エンタープライズDB株式会社、沖電気工業株式会社、ユニアデックス株式会社と共に「Higher Availability Solutionsコンソーシアム(以下、HASコンソーシアム)」を2016年11月21日に設立します。

 HASコンソーシアムでは、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システムで、大手企業や自治体での採用実績も増えている「PostgreSQL」(および「PostgreSQL」をベースとした商用製品)と、サイオスが製造・販売するHAクラスターソフト「LifeKeeper」を使ったデータベース環境の可用性向上をテーマに、システム障害発生から業務の再開に要する時間を大幅に短縮化するための活動を開始します。参加各社はそれぞれに、ハードウェアやソフトウェア障害時に従来は少なくとも数分程度を要していた処理を1分以内に再開可能とするソリューションのデザインおよび検証を行い、コンソーシアム全体での周知活動を通してIT業界全体への認知と普及を図ります。

 今やITシステムには "より高い可用性の実現" が求められており、世界中の人々は昼夜を問わずインターネットを介して多種多様なサービスを利用しています。インターネットへの接続を前提とする社会基盤においては、 "常に利用できるサービスを提供すること" が必須であり、ITシステムは企業のあらゆるビジネス活動の基盤であるとともに収益を生み出すための原動力となっていることから、わずかなダウンタイムがビジネスへもたらす影響は、企業にとって大きなリスクと考えられています。
 従来、障害等による "データベース" の停止はシステム全体に与える影響度が極めて高い一方で、その可用性レベルを高めるには一般的に高コスト負担は避けられないと考えられてきましたが、HASコンソーシアムの取り組みでは高可用性技術を熟知したサイオスとパートナー4社が、「LifeKeeper」とデータベース管理システム「PostgreSQL」を活用し、ソフトウェアのライセンスに要するコストを押さえつつもこれからの時代に要求される高い可用性を実現するソリューションの実現を目指します。

 HASコンソーシアムの取り組みはデータベース領域だけにとどまらず、システム周辺設備を含めたベストプラクティスやリファレンスアーキテクチャーの作成、クラウド環境での活用へと範囲を拡大し、トータルなシステムとしての最大限の可用性実現のための方法論を提唱していく予定です。

 HASコンソーシアムの活動開始にあたり、SRA OSS, Inc.日本支社様、エンタープライズDB株式会社様、沖電気工業株式会社様より賛同文をいただいております。

SRA OSS, Inc. 日本支社
マーケティング部 部長 稲葉 香理 様
 SRA OSS, Inc. 日本支社は、「Higher Availability Solutions コンソーシアム」の設立を心より歓迎いたします。
 弊社は、「PostgreSQL」 および 「PostgreSQL 」をベースとした 「PowerGres」 が主力製品であり、「PostgreSQL/PowerGres」と 「LifeKeeper」を組み合わせた HAクラスター構成を数多く導入しています。「PostgreSQL/PowerGres」に関する市場からのより高い可用性への期待を日々感じており、HASコンソーシアムの活動が、その一助になると確信しています。
 サイオステクノロジー様ほか、パートナーの皆様と協力してHASコンソーシアムの活動を進めてまいります。

エンタープライズDB株式会社
代表取締役社長 藤田 祐治 様
 「Higher Availability Solutions コンソーシアム」の設立、おめでとうございます。
 サイオステクノロジー様は、弊社製品「EDB Postgres」について、弊社日本での事業開始当初から販売を行っていており、トップクラスの実績を上げていただいています。この度、HASコンソーシアムを通じて、「LifeKeeper」と「EDB Postgres」の連携で、より高い可用性の実現によって、企業での「EDB Postgres」のより幅広い利用を促進できることを期待しております。

沖電気工業株式会社
情報通信事業本部 ソフトウェアセンター センター長 小池 宏道 様
 沖電気工業株式会社(OKI)は、「Higher Availability Solutions コンソーシアム」の発足を歓迎いたします。
 発表されたHASコンソーシアムの成果として、コストパフォーマンスに優れ、高い可用性を持つシステムを、より一層多くのお客様にご提供できるものと期待しております。
 OKIは、サイオステクノロジー株式会社とのパートナーシップのもと、先進の技術を活用した高性能・高信頼のシステムを引き続き提供してまいります。

※記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

■サイオステクノロジーについて
 サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、Fintech(金融技術)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
 詳細情報は、www.sios.com および sios.jp をご覧ください。

※Linuxは、Linus Torvalds の商標です。
※その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

■お客様のお問い合わせ先 (記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
BC事業企画部
TEL : 03-6859-8630

■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオステクノロジー株式会社
広報
TEL:03-6401-5120
お問い合わせフォーム:https://mk.sios.com/SIOS_Inquiry.html

サイオステクノロジーPR担当 (井之上パブリックリレーションズ内)
担当:横田
TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305 E-mail:sios@inoue-pr.com